USCMA試験 合格体験記|江口 正芳さん
経営・管理会計知識を持ったグローバル人材の証
江口 正芳さん
早稲田大学大学院 理工学研究科(工学修士)
コンサルティング会社勤務
DATA BANK
Part1(財務計画、業績管理と統制) | 390点 2018年9月、1回目 |
Part2(財務的意思決定) | 390点 2018年6月、1回目 |
- Q1 USCMA試験にチャレンジしようと思われた理由やきっかけは?
-
以前、製造業で新製品企画・設計開発に長年従事し、海外駐在、製品開発部門マネジメント、新事業開発、海外工場立上げ等を経験してきました。これらの業務やプロジェクト成功のため管理会計を独学で学んできたのですが、「体系的に学び直したい」、「管理会計知識・国際経験という強みを資格で”見える化”したい」と思い、チャレンジしました。
- Q2 学習開始時の英語力・会計知識は?
-
・英語力
4年間の海外駐在経験があり、英文書を読む機会も多いので、英文読解力はそれなりにありました。
・会計知識:
簿記2級、ビジネス会計検定2級を持っています。また、中小企業診断士、マーケティング実務士、ITパスポートも持っているので、経営戦略やITの問題にも対応できました。
- Q3 TACをお選びいただいた理由は?
-
米国業者(Becker、Gleim、Wiley等)のUSCMAテキストを取り寄せるか悩みましたが、日本語のテキストを読んでからの方が知識の定着が早いと思い、TACを選びました。
- Q4 TACの講座でよかったところ
-
・TACのテキスト
日本語で書いてあるので、英語で学ぶよりも効率的に勉強できたと思います。
・Beckerの問題集
Part1,2合わせて1,000問以上のMC問題が掲載されており、ひたすら問題演習に取り組むことができました。
・Beckerのコンピュータオンライン演習サイト
本試験と同じように模試を受けられるので、本試験時に慌てることなく臨めました。
- Q5 合格までの学習期間は?
-
4ヶ月学習しました。1ヶ月当たりの学習時間は約50時間です。
(平日:約1時間、土曜日:約7時間、日曜日:休み)
もともと独学で管理会計を勉強していたこともあり、比較的短期間で合格できたと思います。
- Q6 合格までの学習法
-
Part1,2とも、以下の流れで学習しました。
1. TACテキストを読んでおおよその内容を理解。
2. Becker問題集(MC問題のみ)を一周して、TACテキストに載っていない論点を把握。
3. TACテキストに載っていない論点を、Beckerテキストを読んで理解。
4. Becker問題集を解き直し。ここでEssay問題も解く。
5. Essay問題で出そうなキーワード(Ethical principlesやFive components of internal control等)を説明文ごと丸暗記。
6. Beckerコンピュータオンライン演習サイトで模試を受験。
7. 解き方を忘れないよう、試験日までCMA Exam Support Packageの問題演習。
※TACテキストとBeckerテキストで試験範囲を十分網羅しており、内容も分かりやすく書かれているため、DVDは全く使用しませんでした。
- Q7 受験手続・受験時のエピソードなど
-
・受験手続
USCMA受講生専用サイトに受験手続方法が記載されているので、手続きに不便を感じませんでした。
・受験時
受験1週間ほど前にTACの合格体験記を読んだところ、「受付時に言わないと電卓を貸してもらえない可能性がある。」「MC問題は5問程度捨てても合格する。」等、具体的な情報をいただけたおかげで、心の準備ができました。
- Q8 これから合格を目指す方へのアドバイス
-
・学習期間
MC問題については、とにかく問題演習を繰り返すことが大切だと思います。解き方を身に付けてしまえば、本試験の問題も難なく解くことができました。また、Essayについては、キーワードを丸暗記してしまうといいと思います。
・試験本番
やはりタイムマネジメントが重要だと思います。私の場合はMC問題を30分18問ペースで解くことを意識しました。こうすると記述問題の試験時間が13分ほど増えるので、余裕を持てました。
・さいごに
USCMAの試験は、きちんと勉強すれば必ず受かる試験だと思いますので、諦めずに頑張ってください。
国際資格の最新情報をキャッチしよう!
TAC 国際資格講座です。資格や英語関係の情報収集としてお気軽にフォローしてくださいね☆