USCMA試験 合格体験記|海老澤 慶太さん
真のビジネスパートナーへの第一歩
海老澤 慶太さん
お勤め先:外資系企業
DATA BANK
Part1 | 400点(2023年2月/2回目) |
Part2 | 370点(2023年10月/2回目) |
- Q1 USCMA試験にチャレンジしようと思われた理由やきっかけは?
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FP&A(Financial Planning & Analysis)としてFinanceの組織の中に身を置きながら、事業部門に対し真のビジネスパートナーとなる方法を模索していました。
より影響力を高めるには、自身の発言により自信を持つ必要があると考え、その足掛かりとして形のある資格であるUSCMAの学習を開始した事がきっかけです。
- Q2 学習開始時の英語力・会計知識は?
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会計知識:日商簿記2級、簿記実務検定試験1級
英語知識:外資系ファイナンス
- Q3 TACをお選びいただいた理由は?
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独学で行う場合、インプットの範囲を絞る事が難しく、且つ模試対策として演習ソフトのアクセス権を購入する必要がありますが、これが高額です。国内ではTACのみが唯一USCMA講座を開いており、日本語教材各種に加えてBecker演習ソフトのアクセス権も付いてリーズナブルな価格であり、大変コストパフォーマンスが良いと感じた為です。
- Q4 TACの講座でよかったところ
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草野先生の講義動画が要点を分かりやすくまとめており、且つ飽きないように小話を挟んでくれるので学びのモチベーションが高まりました。
学びは自分との戦いになると思いますが、講師の皆さまが講義を通じて応援をしてくれ、常に伴走してくださっている事を感じました。とても楽しく学習できました。
- Q5 合格までの学習期間は?
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・総合学習時間 : 400時間
・各科目の学習割合(※総合学習時間=100%とした場合)
Part1:60% 、Part2:40%
2年かかりました。子育てをしながらでしたのでのんびりやってしまいました。メリハリをつけなかったので、結果2回も落ちてしまいましたが、Beckerオンライン演習ソフトアクセス権の期間が長かったのでこれに救われました。
- Q6 合格までの学習法
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2年もかけて2回も落ちた後で分かったのですが、私はBECのインプットに相当時間を掛けていました。これはCPA試験対策用の教材であってCMAの範囲には含まれていない内容もあります。悪いことにBecker演習ソフトに入ってからも、懲りずにインプット動画の視聴に邁進していました。見ている分には大変面白かったからです。しかしこれが良くなく、インプットは軽く流して、早く模試に入る、分からなかったらインプットに戻る、というムーブが良かったように思います。ただしPart2のコーポレートファイナンスだけは際立ってハードルが高いので、ここのインプットはじっくりと時間をかけていただいた方が良いと思います。
- Q7 受験手続・受験時のエピソードなど
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2回も落ちて学んだことは、受験時にはマルチプルチョイスの時間配分を事前に決めておく事が大切という事です。例えば、10問完了で15分など(この時点で残り時間が02:45となっているはずです)。これを考えておくと、全体の試験時間の中で進捗管理ができます。また第一問目は最も緊張して何としても解こうとしがちですが、その必要はありません。私は2年準備しましたが最初の3問が分からず飛ばし、それ以外の問題が簡単だったので結果パスすることができました。とにかく試験時は落ち着いて、解ける問題から手を付けるようにしてください。
- Q8 学習した中で、業務において役立っていることはありますか
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FP&Aの役割上、経営陣とのコミュニケーションは必要不可欠になりますが、ビジネスにおける共通言語を学習でき、特にMBAホルダーの方々との会話についていく事ができるようになりました。ビジネスコミュニケーションの円滑化に役立っています。
- Q9 これから合格を目指す方へのアドバイス
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道のりは思っている以上に長くありません。その割に得るものが大変大きい資格です。ジョブマーケットにおいて特に米国系企業の日本支社におけるCMAホルダーのFP&A人材の需要が高まっています。従いまして、このニッチなエリアにCMA取得を持って職能を磨き続け、様々なチャレンジにタックルしていく事で、ご自身の価値をさらにステークホルダーに認めてもらえるようになると思います。
こちらをご覧になられているという時点で、あなたには高い情熱と学習意欲があって、迷われているのだと思います。ぜひこの資格取得の道に進まれてください。
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