USCMA試験 合格体験記|松本 尚人さん
安心のTACのサポートで、専門性を強化する資格にチャレンジ
松本 尚人 さん
京都大学大学院
2012年 ご卒業
勤務先:メーカー企業
DATA BANK
Part1 | 390点(2023年2月/1回目) |
Part2 | 360点(2023年2月/1回目) |
- Q1 USCMA試験にチャレンジしようと思われた理由やきっかけは?
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勤務先で全社中期経営計画の策定等の財務・経営管理業務に携わっており、関連するスキルの向上・可視化に役立つ能力開発コンテンツを探していく中でUSCMAを見つけ、カリキュラム内容が簿記やUSCPAよりも自身にとって魅力的と感じたためです。
- Q2 学習開始時の英語力・会計知識は?
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会計知識:簿記等の資格は持っていないものの、中小企業診断士試験で1次試験までは合格したことがあり、業務でも財務会計に触れる機会があるため抵抗感はない状態でした。
英語知識:TOEIC® L&R TEST900点台。半年間の海外滞在経験がありますが、英文会計には触れたことがありませんでした。
- Q3 TACをお選びいただいた理由は?
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過去に他の資格試験(弁理士)でTACにお世話になり、コンテンツの充実度・対応の丁寧さ等で満足していたので、今回も安心のTACに頼ってみようと思いました。また、英文会計に触れるのが初めてだったので、まずは日本語で学習するのが効率的と考えました。
- Q4 TACの講座でよかったところ
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カリキュラムがコンパクトにまとまっている中で、なぜそう考えるのか等の一歩踏み込んだ内容も、コラム等で紹介されており、疑問に感じて引っかかることが少なかったです。
また、Web講義でも講師の補足が丁寧でした。
- Q5 合格までの学習期間は?
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・総合学習時間 : 300時間
・各科目の学習割合(※総合学習時間=100%とした場合)
Part1:60% 、Part2:40%
トータルで約1年間でしたが、実際の期間は非常に短期間でした。
申し込み後数か月でWeb講義の音声だけ聞き流し、コンテンツの概要だけ把握しましたが、業務が非常に忙しくなり、テキストを読んだり問題演習はできていなかったので、理解は深まっていませんでした。
その後、1年間の受講期間終了が迫り、ちょうど1週間の休暇を取る機会があったため、集中的に学習を進め、学習再開から1ヶ月後に受験しました。
- Q6 合格までの学習法
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受講開始直後は、Web講義の音声を倍速で一通り聞き流して、学習内容の全体像を把握しました。
休止期間を挟んで学習再開後は、まずテキストを読んである程度理解したうえで、講義音声を聞いて復習・不明点の理解を行いました。その後、テキストの演習問題と、MCQ200問の演習を解きました。残念ながらBeckerの問題演習には取り組む時間がありませんでした。
- Q7 受験手続・受験時のエピソードなど
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プロメトリックのweb予約や確認メールが英語表記なので、注意事項の見逃し等がないか緊張しました。また、自宅受験が可能と聞いていたので、受験タイミングは自分の好きな時に決められると気楽に考えていたのですが、自分が受けたタイミング(2023年2月)では、自宅でのweb受験は停止されていたようで、急ぎ会場受験を予約しました。週末の予約が取れなかったため、業務の合間を縫って平日に受験しました。
試験中は時計を持ち込めないため、残り時間は試験用のパソコンに表示される時間で確認するのですが、選択問題パートの残り時間と、試験全体の残り時間が選択式で表示されるため、分かりにくく、1時間ほど自分の進捗が遅れていると勘違いして無駄に焦ってしまいました。事前に、「選択式にかける時間はどれくらい」で、「●問目までで●分」、などの目安を覚えておくと、安心かもしれません。
- Q8 学習したことが業務において役立っていることはありますか
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中小企業診断士の勉強もしていましたが、USCMAの方が、経営管理の全体像および一定の実務的な内容について学ぶことができるので、自分の知識レベルに自信が付いたように感じます。ROIC経営やキャッシュフロー経営が求められる中、体系的なアプローチを考えるのに役立てられると考えています。
- Q9 これから合格を目指す方へのアドバイス
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正直、受験中は多くの問題を英語で手際よくこなすことがとても大変でしたが、学習を通じて、自分の専門性を高めるスキル習得ができたと感じています。今後USCMAの日本での知名度・プレゼンスが高まることも期待されるので、経営管理・ファイナンスに興味をお持ちの方はぜひチャレンジしてみてください。
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