USCMA試験 合格体験記｜萬屋 宇人 さん

将来的にMBA留学を考えていたため、MBA入学後の会計科目講義の事前学習になると考えたからです。また、USCPA試験のBEC対策にもなるということも大きな理由の一つでした。

会計知識：税理士試験（簿記論／財務諸表論） 科目合格／日商簿記検定1級 試験合格／旧BATIC 949点 （コントローラーレベル）／公認会計士試験 短答式試験 受験経験あり
英語知識：TOEIC® L&R Test 960点 （Listening 480／Reading 480）／IELTS Academic バンドスコア 6.5／英検 準1級

TACを選んだ理由は、大きく2つあります。

米系有名予備校からTACに切り替えてから1年程度かかりました。2020年3月にUSCMA講座を受験して、2021年2月に2科目に合格しました（Part1の翌日にPart2を受験しました）。ただし、過去2019年初頭から2019年5月末まで米系有名予備校の教材で試験対策をしていたこと、2019年5月にTAC USCPA講座を追加で申し込んでBECの日本語版テキストを併用していたこと、USCPA本試験の受験資格を得るためにブラッドリー大学の単位認定試験（FAR／AUD／REGなどUSCMAとは関係の薄い科目を含む）を受験していたことを注意書きしておきます。そのため、私の場合正確な学習期間はわからないのですが、1年もあれば合格できる試験かなと思います。

Part1／Part2いずれの科目も全く同じ方法で学習しました。具体的には、Mock Exam冊子／Essay練習問題集冊子／Becker Online演習ソフトを繰り返すことで学習しました。なお、私の場合、日商簿記検定1級／公認会計士試験短答式試験で管理会計論は既習であったため、USCMA試験対策では問題演習のみ着手しました。その際、わからなかった問題は解説を読んで理解することに努めました。なお、参考までに試験合格までに解いた問題数です。
【Part1】
・Mock Exam冊子：MCQ200問
・Essay練習問題集冊子：ほぼ全部
・Becker Online演習ソフト：MCQ 422問 （※ランダム10問出題を40回程度）
【Part2】
・Mock Exam冊子：MCQ200問
・Essay練習問題集冊子：ほぼ全部
・Becker Online演習ソフト：MCQ 302問 （※ランダム10問出題を30回程度）

本試験はPCに向かって4時間試験を受けることになるのですが、なかなか大変でした。

USCMA試験での学習を通して、会計全般に関する理解が深まったことはもちろんですが、本試験やBecker Online演習ソフトで英語の長文とひたすら向き合うことで、集中力がついたことが一番大きいと思います。

本試験合格まで１年間程度かかるかなと思います。そのため、モチベーションを維持することが合格する上で最も重要になると思います。他試験にもいえることですが、具体的な方法として、短い時間でも良いので毎日机に向かって勉強を習慣化することをおすすめします。