USCMA試験 合格体験記|吉野 之朗 さん
勉強する価値のある資格
吉野 之朗 さん
早稲田大学 卒業
DATA BANK
Part1 | 390点(2021年10月/ 2回目) |
Part2 | 360点(2021年3月/ 1回目) |
- Q1 USCMA試験にチャレンジしようと思われた理由やきっかけは?
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現職で海外プロジェクトの収支管理を担当しており、管理会計の基礎知識の習得が必要と感じたためです。そこで、管理会計に直接関係する資格を調べていたところ、TACのホームページでUSCMAのことを知りました。学習内容として、基本的な財務会計や投資意思決定の知識など、今後業務で必要になることを勉強できると考えて、チャレンジしようと思いました。
- Q2 学習開始時の英語力・会計知識は?
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会計知識:日商簿記2級
英語知識:TOEIC®L&R TEST:815点、英検準1級
- Q3 TACをお選びいただいた理由は?
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独学での合格は難しそうだと考え、TACに講座があることを知り、申し込みをしました。
USCPA の勉強経験もなく、まずは日本語での勉強が必要だと感じていましたので、USCPA のBECテキストでの基礎学習は有益でした。
- Q4 TACの講座でよかったところ
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草野先生の動画講義で、どこが重要な論点なのかを解説していただいたのが非常に有意義でした。きちんと基本論点を押さえるようにし、Beckerのテキストでも、ここだけは覚えておくようにというところを重点的に勉強しました。試験本番でも簡単な文章題から解くようにし、MC(選択問題)では3周することを心がけ、2時間半でこのパートを終えて、余裕を持ってエッセイ(記述問題)に臨むことができました。エッセイも拙い英語でしたが、重要な論点を思い出しながらrelevant(関連する)なことをできるだけシンプルに書くように心がけました。
- Q5 合格までの学習期間は?
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2020年4月~約1年半程度です。
- Q6 合格までの学習法
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講義を1.5倍速くらいで視聴して、重要論点から把握するようにしました。はじめは何を言っているのかよく理解できなかった点も多かったのですが、問題を解きながら講義を見直すことで、徐々に知識のベースができ始めました。Beckerテキストの問題演習を3回転して、理解が不十分な問題を何度も解くようにしました。テキストだけを読むことはせず、講義で重要な点と言われた箇所と問題演習で理解できないところを重点的に読むようにしました。Beckerの問題演習はパート1を5回転、パート2を3回転しました。こちらも解けなかった問題や難しい論点を中心に複数回解くことを心がけました。エッセイについては、問題集の解答の言い回しを暗記して、そのまま本番の試験で使えるようにしました。
- Q7 受験手続・受験時のエピソードなど
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ファイナンスには元々興味があったので、パート2には1回で合格できましたが、パート1の勉強に苦戦しました。特にInternal Controlのフレームワークの暗記が大変でした。身内に不幸があり、途中勉強が中断しましたが、無事に合格出来てホッとしました。
- Q8 学習したことが業務において役立っていることはありますか
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財務分析や部門別の損益分析などの考え方は役立っていると思います。USCMAの内容は、管理会計に特化しているので、経営コンサルティング的な知識も学ぶことができたように思います。また、直接業務で触れる機会の少ない内部統制(internal control)の分野を勉強できたことも有意義でした。
- Q9 これから合格を目指す方へのアドバイス
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試験は4時間と長丁場ですが、きちんとタイムマネジメントすることが重要だと思います。草野先生の試験対策が自分には非常に有効だったので、MCを2時間半で3周して、エッセイを1時間半で2題解くというやり方をお勧めしたいです。
勉強時間の確保などが難しく途中で挫折しがちですが、最後まで諦めずに合格してほしいと思います。
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