通関士試験をズバリ解説！ 通関士試験の試験制度を詳しく解説
令和7年（2025年）の通関士試験は
10月5日または10月12日に実施！

通関士試験は財務省の「税関」という組織が主管し、毎年10月に全国の会場で実施されるマークシート式の国家資格試験です。受験者数は毎年約7,000人ほど。科目ごとに合格基準（例年満点の60％以上）を設けた絶対評価であることが大きな特徴です。難易度により合格率は上下しますが、半年～１年間の期間で、基本を押さえ的を射た対策をすれば初学者の方でも十分に合格が可能です。

• 上へ戻る

例年10月の第1または第2日曜日に全国13都市で実施されます。

令和５年（2024年）は10/6（日）に実施しました。
令和７年（2025年）は10/5（日）または10/12（日）に実施する予定です。

9:30～10:20（50分）　通関業法
11:00～12:40（100分）　関税法等
13:50～15:30（120分）　通関実務

北海道・新潟県・宮城県・東京都・神奈川県・静岡県・愛知県・大阪府・兵庫県・広島県・福岡県・熊本県・沖縄県

通関士試験は受験資格が設定されておらず、だれでも幅広く受験できる点が特長です。願書の配付は例年7月下旬から、書面および税関手続申請システムNACCSの両方で申込みが可能です。受験手数料は郵送の場合は収入印紙を、NACCSの場合は電子納付します。

なし
※ 年齢要件・国籍要件・学歴要件などはありません。

例年7月上旬～8月上旬

書面での申請【令和６年度（2024年度）】

受付期間：令和６年（2024年）7/22（月）から同年8/5（月）まで　※土曜日・日曜日・祝日を除く

受付時間：午前10時から午後5時まで

※郵送の場合は8/5（月）までの消印有効。8/2（金）までの発送を推奨

NACCSでの申請【令和６年度（2024年度）】

受付期間：令和６年（2024年）7/22（月）から同年8/5（月）まで　※土曜日・日曜日・祝日を含む

受付時間：午前10時から午後5時まで

※受験願書をNACCSを使用して提出する場合には、必ず前記の受付期間・時間内に受験手数料を電子納付してください。受験手数料の納付及び受験票の提出があるまでは受理が保留されますので注意してください。その他、NACCSの利用申込み手続及び使用方法等の詳細については、輸出入・港湾関連情報処理センター株式会社（NACCSセンター）のホームページ（http://www.naccs.jp/）を参照してください。

書面での申請　3,000円
NACCSでの申請　2,900円

通関業者において通関業務に従事されている（いた）方、また官庁において関税その他通関に関する事務に従事されている（いた）方は、従事年数に応じて科目の一部が免除となります。

※なお、「従事者」には、特別の判断を必要としない機械的事務（例えば、自己の判断を要しない単なるパソコン等への入力事務およびタイプ事務、使走事務、貨物の内容点検業務等）は含まれません。

従事年数が通算15年以上

免除科目：関税法等、通関実務

従事年数が通算5年以上

免除科目：通関実務

• 上へ戻る

通関士試験の出題範囲は「通関業法」「関税法、関税定率法その他関税に関する法律及び外国為替及び外国貿易法（以下、「関税法等」）」「通関書類の作成要領とその他通関手続の実務（以下、「通関実務」）」です。出題形式は、択一式、選択式、計算式、申告書作成などがありますが、全てマークシート式になっています。

マークシート方式
（択一式、選択式、計算式、申告書作成）

出題方式の詳細は以下のとおりです。

「通関業法」「関税法等」「通関実務」について、満点の約60％以上【令和６年度（2024年度）】

• 上へ戻る

例年11月下旬から12月上旬にかけて合格者が発表されます。合格者は官報にも公告されます。

例年11月中旬に公開予定です。令和６年度（2024年度）は11/12（火）に公開されます。

令和６年度（2024年度）は11/29（金）に公開予定です。