TOEIC® L&R TEST スコア取得のメリットとテスト概要
受験者数&受験回数が多いTOEIC® L&R TEST
TOEIC® L&R TEST スコア取得のメリットと試験概要について解説します。
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TOEIC® L&R TESTとは?
TOEIC® L&R TEST スコア取得のメリット
TOEIC® L&R TESTとは?
TOEIC® L&R TESTとは、日常やビジネスの場面での英語コミュニケーション能力を測る指標として開発された世界共通のテストです。
英語力を客観的に測ることができるテストとして多くの企業が採用・昇格・昇進・配属等の要件にするなど幅広い目的で活用しています。
ビジネスのグローバル化が加速する中、日本国内で仕事をしていても、英語力が求められる場面が多くなっています。それに伴い、学生から社会人まで幅広く認識、評価されているTOEIC® L&R TESTは今後さらに注目度が高まるテストといえるでしょう。
TOEIC® L&R TEST スコア取得のメリット
1
就職・転職活動
エントリーシートや履歴書にスコアを書いて英語力をアピールすることができます。
2
大学入試・大学院入試
出願資格・加点対象・英語試験免除・推薦入試の出願要件等になっています。
詳しくはIIBC国際ビジネスコミュニケーション協会「入試や単位認定に役立つTOEIC® Program」をご覧ください。
3
社会人の方
資格手当、報奨金が出る企業があります。また昇格・昇進・配属等の要件にしている企業もあります。
4
公務員試験
国家公務員採用総合職試験(大学院卒者試験・大卒程度試験)ではスコアが加点対象(600点以上で15点加算、730点以上で25点加算)になっています。詳しくは人事院 国家公務員採用総合職試験における英語試験の活用をご覧ください。
5
具体的な目標になる!
漠然と英語力を伸ばしたいと思っても、広範な分野の英語力をまんべんなく伸ばすには時間も労力もかかります。短期間で実力の伸びを実感しにくいとモチベーションにも影響を及ぼします。そこでおススメしたいのがTOEIC® L&R TESTのスコアアップを目標とすること。このテストは日常・ビジネスの場面に絞り込んだ範囲から出題されるので、まずこの範囲の英語力を伸ばし、テストのスコアを伸ばしつつ、TOEIC® L&R TESTで出題される以外の分野の英語に学習範囲を広げていく方法もおススメです。
TOEIC® L&R TEST 試験ガイド
公開テストは年18日程(2024年度)実施、990点満点のスコア制
受験資格
特にありません。
試験日程
年18日程(2024年度)(公開テスト)
公開テストの実施日程・受験申し込みは公式サイトをご覧ください。
公開テストの他に、企業や学校(TACでも実施中)で実施されているTOEIC® L&R IPテスト(IP: Institutional Program)があります。
テスト形式
リスニング(約45分間・100問)、リーディング(75分間・100問)、合計2時間前後で200問に答えるマークシート方式の一斉客観テストです。出題形式は毎回同じで、解答はすべて問題用紙とは別の解答用紙に記入します。テストは英文のみで構成されており、英文和訳・和文英訳といった設問はありません(IPテストでは約1時間・90問のオンライン方式のテストも実施されています)。
問題構成
パート | name of each part | パート名 | 問題数 |
---|---|---|---|
リスニングセクション(約45分) | |||
1 | Photographs | 写真描写問題 | 6 |
2 | Question-Response | 応用問題 | 25 |
3 | Conversations (with and without a visual image) |
会話問題 | 39 (3×13) |
4 | Talks (with and without a visual image) |
説明文問題 | 30 (3×10) |
リーディングセクション(75分) | |||
5 | Incomplete Sentences | 短文穴埋め問題 | 30 |
6 | Text Completion | 長文穴埋め問題 | 16 (4×4) |
7 | ・Single passages ・Multiple passages |
1つの文章 複数の文章 |
29 25 |
リスニング問題の発音は4種類
様々な国と地域で英語が使われている現状を考慮して、米国・英国・カナダ・オーストラリア(ニュージーランドを含む)という、英語を公用語としている国々の4つの発音が導入されていますが、その国の歴史や文化に関連する固有の事象が分からなければ解答できない問題は含まれていません。
テスト結果
合格・不合格ではなく、リスニング5~495点、リーディング5~495点、トータル10~990点のスコアで5点刻みで表示されます。
受験者数
176万人
(2023年度に日本国内で実施された公開テストとIPテスト実受験者数の合計。千人以下の位を四捨五入して表記。)
公開テスト結果の通知
・試験日から17日後:インターネットでスコア表示
・試験日から19日後:デジタル公式認定証を発行
・試験日から30日以内:公式認定証を発送
平均スコア
・612点(2023年度公開テスト)
受験料
7,810円(税込)
公開テストの詳細については下記公式サイトをご覧ください。
IIBC|一般財団法人国際ビジネスコミュニケーション協会
https://www.iibc-global.org/
TOEIC® L&R IPテストについて
TOEIC® L&R IPテスト(IP:Institutional Program)とは
TOEIC® L&R IPテスト(IP:Institutional Program)は年18日程(2024年度)行われている公開テストとは別に企業・学校などで実施されているテストで、そのスコアは通常公開テストと同等に評価されています。TACでは、TOEIC® L&R TEST IPテスト(マークシート方式)、TOEIC® L&R TEST IPテスト(オンライン)、TOEIC® S&W TEST IPテスト(オンライン)の3種類のテストを実施しています。は公開テストよりも安く受験することが出来、結果も早く受け取ることが出来る点が魅力です。
■受験のメリット
・通い慣れたTACの校舎で受験できる(マークシート方式))
・自宅で受験できる(オンライン方式)
・公開テストよりも結果が早くわかる
・公開テストよりもお得な受験料で受験できる
※TOEIC® L&R TESTのスコアの提出が必要で、提出先からTOEIC® L&R 公開テストのスコアの提出が求められている場合はIPテストではなく公開テストをご受験ください。
TOEIC® L&R TESTのスコア
TOEIC® L&R TESTのスコア
テスト結果は合否ではなく、スコアで評価されます。評価の基準はつねに一定で、受験者の能力に変化がなければスコアも一定に保たれるとされています。評価スコアは5点刻みで行われ、リスニング・セクション、リーディング・セクションともに、最高スコアが495点、最低スコアが5点となっています。このスコアは、正答数をそのまま加算した素点ではなく、「標準化」と呼ばれる独自の計算方法によって算出された数値です。
2つのセクションのスコアを合計したスコアが正式なスコアとなります。したがって、最高は990点、最低が10点となります。
-
900-990
「Time」や「Newsweek」といった雑誌の記事を読んで内容を理解することができる。自分の専門分野の高度な専門書を読んで理解できる。
-
800-895
英語で書かれたインターネットのページから、必要な情報・資料を探し収集できる。自社製品の販売に関する契約書類を、読んで理解できる
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700-795
自分の業務・専門に関する文書(レポート等)を、読んで理解することができる。会議・講演のレジュメ(要約)、プレゼンテーション用の配布資料等を読んで理解できる。
-
600-695
自分宛てに書かれた簡単な仕事上の理解できる。自分に関連した商品のカタログやパンフレットを読んで理解できる。
-
500-595
電車やバス、飛行機の時刻表を理解できる。
-
400-495
看板を見てどんな店か、どういったサービスを提供する店かを理解することができる。
「TOEIC® スコア別できること一覧」IIBC国際ビジネスコミュニケーション協会より
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