病院経営や運営の基礎的な知知識について系統的かつ集中的に学ぶことができ、必要なスキルを短期間で身に着けたい方に最適の講座だと思います。
小室 瑞夫 さん
桐和会ユニバーサルメディカルサービス
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受講講座
病院経営実務講座
医療関係の基本書を何冊も読んではみたものの、真に必要な知識が判り易く纏まっている書籍には出会えず、TACの病院経営実務講座を受講しました。
私は、病院概要入門、医学医療概論、病院経営マネジメントⅠ~Ⅴの順に受講しました。
永年金融機関に勤務した後、医療・介護事業を隙間なく提供する医療法人グループで、病院、クリニック、高齢者施設、保育施設等の新規施設整備を担当し、約2年になります。
医療従事者と対等に渡り会う医療の知識が必要になり、医療関係の基本書を何冊も読んではみたものの、真に必要な知識が判り易く纏まっている書籍には出会えませんでした。
医師などの医療従事者とコミュニケーションを図るための「気づき」を得られました。
その点、「病院概要入門」では、医師などの医療従事者とコミュニケーションを図るための基礎知識が満載であり、「あの時の話はこういう意味だったのか」という気づきが学習中に幾度もありました。
亀田先生の「医学・医療概要入門」は、実務的な知識やノウハウを暗記しただけでは得られない知見が習得できる、まさに千葉大学ならではの高度な講義です。
医療倫理や公衆衛生分野の歴史上の進歩や、医療従事者の行動原理、医療を支える制度などを、その底流にある思想や時代背景にまで立ち返って紐解いており、医師国家試験等の改題問題の回答を講義前に考えさせる仕組みとなっています。
病院経営マネジメントの基礎知識を集中的、網羅的に学習することができる点が魅力です。
ちば医経塾の塾長である井上先生の「病院経営マネジメントⅠ~Ⅴ」は、病院経営マネジメントの基礎知識を集中的、網羅的に学習することができる点で、これまでに無い講座となっていると思います。
病院経営マネジメントⅠ、Ⅱは、経営学のフレームワークや財務特性の中で、特に病院経営で留意すべき点を学び、医療現場において踏み込んだ議論をするためのスキル習得が可能です。病院経営マネジメントⅢ、Ⅳ、Ⅴでは、医療政策の動向と診療報酬の基礎知識、平成30年度診療報酬改定を踏まえた病院経営、DPC制度概要等、いずれも複数の病院の具体的な事例、データを交えて解説しています。
講義内容はデータに基づいた分析が土台になっているので、論旨は明解。データの評価、病院経営の戦略について、ポイントを簡潔明瞭に説明されており、複雑な診療報酬の話も割とスーッと頭に入ってくるのは、井上先生のウェブ講座ならではの効果だと思います。
受講経験を活かして
これまで少し回り道しましたが、本病院経営実務講座のウェブ講座とテキストを繰り返し学習することで、今後は、診療報酬の基礎知識を身に着けることは基より、病院経営や運営に関して、より正確な文章を書き、的を射た議論ができるようになると期待しながら学習を継続しています。
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