藤田 胡桃さん
DATA BANK
最終合格試験種 | 警視庁警察官Ⅰ類/神奈川県警 |
出身大学 | 帝京平成大学 健康メディカル学部 在学中合格 |
元々救急救命士を目指し、消防希望で大学に入学しましたが、実際に救急隊として働いていた先生方に交通事故で助けることができなかった命の話を聞いたときに、自分で事故を未然に防ぐ立場になりたいと思い、白バイ隊員になりたいと考えるようになったからです。
通っている大学の学内講座がきっかけで、担任講師制度や充実した講義、小論文や面接対策などの手厚いサポートを受けられることを知り、TACを選びました。実際に通ってみると、担任講師と定期的に面談ができ、学習の進み具合や不安な点を相談したり、小論文の添削を何度もお願いできるなど、手厚いサポートを受けることができました。
また、同じ志を持つ仲間たちが多くいるため、教養対策においての勉強面や、人物対策のための面接練習においても、お互いに高め合いながら対策をおこなうことができ、良い環境で学習を進めていくことができました。
担任講師とは定期的に面談をおこない、その時々の不安や、学習の進み具合、改善法やアドバイスなどをもらい、些細なことであっても相談にのっていただけました。また、直前期には面接対策をおこない、何度も担任講師と練習を重ねていくうちに自信をつけたことが合格につながったと思います。
教養試験対策はTACの講義を受け、講義ノートと問題集を何度も繰り返し復習しました。そうすることで、問題の解き方や特徴を知ることができ、だんだん解ける問題が増えていくと思います。しっかりと基本を固めることで少しずつ難易度の高い問題に対しても対応していくことができました。
論文対策は受験前年の9月頃から本格的に始め、TACの教材にのっている受験する自治体の過去のテーマを中心に書き、講師に提出し、1回だけではなく2回、3回と繰り返し書いていくことでブラッシュアップしました。最初は1、2週間に1度でしたが、直前期には実際の試験のスケジュールに合わせて毎日おこない、しっかり自分の中で解答パターンを用意することができたため、本番でも時間に余裕をもって取り組むことができました。何より、自分で書いて満足するのではなく担当講師に添削をお願いしたり、友人に見てもらったりすることで、自分では気づかない点や改善点を見つけていくことが大切だと思います。そして、このテーマが出たら自分はこう答えるという基となる「型」をもっていることで、小論文に対する自信がつくと思います。
面接対策は受験年2月頃から始め、自己分析からスタートしました。主にTACの友人や講師と練習を繰り返しおこない、1回ずつフィードバックをおこなっていました。そこでさまざまな意見を取り入れたり、その自治体の新たな情報を共有することで知識を増やしたり、柔軟性を身に着けていくことで対策をおこなっていきました。
また、受験生側だけではなく、面接官役もおこなうことで、面接中の動きや視線、言葉遣いなどにも気を付けられるようになりました。教養試験、小論文もそうですが、面接に関しても、何度も回数を重ねていくことでその自治体の特徴やそこでないといけない理由、自身のアピールポイントを理解することができます。また、質問に対する答えにバリエーションが増え、自信につながると思います。決して一人でおこなったり、何とかなると思って気を抜くのではなく、できるだけの対策を最大限おこなったことで、自信をもち、本番に臨むことができました。
私は問題数の多い数的処理が苦手だったため、一番多くの勉強時間を費やしました。最初はTACのテキストから始め、解けない問題や時間がかかってしまう問題もありました。そこで、まずは解けるようになるまで取り組み、次に短時間で解けるようになるまで、そして最後は問題に対する解答パターンを覚えるまで繰り返しおこないました。そしてテキストを何度も行った後に問題集を同じ方法でおこなっていくことで、さまざまな問題に対して解答できる力を身につけていけるように取り組みました。
私は今まで受験勉強というものをほとんど経験してきませんでしたし、勉強自体苦手で今まで避けてきました。しかし、警察官になりたいという大きな目標ができた時に、やるしかないと思い、一歩踏み出すことができました。同じような思いをしている方がいれば、周りよりも少し問題を多く解いてみたり、数分長く勉強してみたり、論文を書いてみたりすることで、周りの仲間についていってください。そうすることで同じ目標を持つ仲間と高め合ったり、担任講師のサポートにより、合格に向かって進んでいけると思います。ただ、最後は自分次第なので、日々の積み重ねを大切にして“絶対に合格する”という強い意志をもち続けることで、勉強を継続したり、必要な行動をとることができると思います。頑張ってください。