年齢問わず、ニーズの高まりと安定収入が最大の魅力！ 電気工事士取得とその後のメリットは？

受験資格がなく誰でも受験可能。しかも試験日は年2回！

第二種電気工事士の資格は受験資格がありません。よって年齢や学歴・職歴なども問わず、誰でも受験可能です。また、試験日は上期と下期に分かれているため、上期で万が一残念な結果となっても下期で挽回することができます。試験は筆記試験と技能試験に分かれて行われますが、対策を万全にすれば合格の可能性は十分にあります。
ちなみに第一種電気工事士も2024年度試験から年2回の実施となり、試験は受験資格なしで受験可能ですが、免状（免許）を取得するためには実務経験が必要ですので、まずはすぐに実務を積むことができる第二種電気工事士の取得がオススメです。

合格率は筆記・技能試験ともに50％前後。難易度も中～低レベルで挑戦しやすい！

第二種電気工事士の魅力の一つが目指しやすさ。タイトルの通り、合格率は筆記試験で50％前後、技能試験で50％前後と、それぞれしっかり対策すれば合格できる難易度です。他の電気系資格に比べると容易に取得できる資格といえます。とはいえ一夜漬けで学習できる量ではありませんし、筆記試験と技能試験、どちらも合格しなければならないので甘く見ず、1発合格を目指してしっかり対策しましょう。

受験者が多いため対策教材も充実！学習に困らず安心して合格を目指せる！

受験者にとって一番不安なのが合格できる教材があるのか、どの教材を使ったら合格できるのか、という点です。電気工事士は毎年10万人以上が受験する大型の人気資格で、それに伴う学習教材がたくさんあり、学習方法もある程度確立されています。よって、安心して学習を始められる環境があると思っていいと思います。筆記の教材はできるだけカラーで写真やイラストが多用されているもの、技能は丁寧に指導されている動画やサービスがあるものを選びましょう。

未経験でも採用する企業も多く、求人多数！

電気工事士のニーズは高く、求人も一年中あります。この業界に転職する場合、細かい技術は現場で教えてくれることも多いですので、まずは第二種電気工事士資格を取得し、早めに就職・転職活動を始めることをオススメします。

就職・転職の際の幅が広がる！

電気工事士の資格を活かした就職先として、電気工事会社はもちろん、建設会社、ビル管理・メンテナンス会社サービスメンテナンス会社など多数あります。ただ、電気工事士として就職する以外にも、前述の会社の管理部門や企画部門を希望して就職活動をされる方もいると思います。もちろんそのような部署は取得必須でないところも多いですが、第二種電気工事士を持っていることで、会社に理解があると面接でのアピールにもなり、選択できる企業や部署の幅が広がります。

志望動機につなげやすい！

志望先の企業を決める際に、電気工事会社や建設会社、ビル管理・メンテナンス会社サービスメンテナンス会社を最初から決めている場合は、この資格は後押しになりますが、転職の理由が前職の給与面や人間関係だった場合、次のステップへの志望動機の作り方も困ってしまう場合があります。資格は志望先があって必要で取得する場合もありますが、取得をきっかけに仕事を深く知る機会になったり、その視点で企業研究をすることで今まで視野になかった企業が見えてくることもあります。
面接の際に資格取得をきっかけに仕事に興味を持った経緯を盛り込み、志望動機の一つとすることもできますし、直接資格を活かせる業界でなくても、資格を取得するための努力や工夫したことなどを経験として話すこともできますので、取得に関するマイナス面はなく、むしろ武器の一つになります。