通関士講座 合格体験記｜畠中　久美子さん

畠中　久美子さん

通関士を目指したきっかけ

大学３年生の頃に参加した通関業者のインターンシップで、HSコードを探す内容のものががあり、税番を振り分けることの楽しさや通関分野に対しての興味が湧きました。その経験から通関士の存在を知り目指そうと思ったことがきっかけです。

独学ではなく受験指導予備校を利用することに決めた理由

私は性格上独学だと甘えが出てしまい勉強時間を確保できないため、同じ目標をもつ方々が集う予備校に通うことで自分を震え立たせ勉強をする環境を整えるために予備校に通うことを決めました。

ＴＡＣを選んだ理由・決め手

現在勤めている会社に資格支援制度があり、TACには重複授業やWEBフォローなど手厚いサポートがあるので初学者でも学習に遅れをとらず勉強することができると思ったからです。

効果的な学習方法

私の学習方法は、理由付け、関連付け、身近なものを貨物分類するという３つのことに重きを置いておりました。理由付けとは、異なる内容が記載されている問題文に対して、誤っていると判断する箇所に線を引きその根拠となる理由を書き出すことで知識の正確性を上げることを目的としておりました。関連付けとは、１つの単語から連想される言葉を書き出していき独自のマインドマップを作成しておりました。マインドマップはスマホがあれば場所を問わず行うことができるので、隙間時間を大いに活用することができました。身近なものを貨物分類するとは、目に見えるものが何類か答えていくというものです。例えば外食でしゃぶしゃぶに行った際では、豚肉は２類、ウェットティッシュは34類などひたすら目に見えるものが何類か答えておりました。貨物分類は期間が空くとすぐに忘れてしまうのでそれを防止するために有効でした。

受験時代の苦労・失敗談、勝因と敗因

長期間にかけて勉強する中でほかの人と比べてしまうことが多々あり、その都度自分の学習レベルの低さにストレスを感じておりました。また、模試の点数もあまりよくなかったため、勉強のモチベーションを維持することが難しかったです。

仕事や大学などの講義と通関士試験勉強の両立法

私は仕事との両立で平日は勉強時間を確保することが難しくあったので、通勤時間などの隙間時間を大いに活用しておりました。上記にも記載した通り、マインドマップや身近なものの貨物を分類するという行為はスマホさえあれば、行えるため外出中は記憶の定着を行い、勉強時間が確保できた際には問題演習に努めておりました。

ＴＡＣを受講して良かった点

図にして説明する方や独自のゴロ合わせで説明する方など講師ごとによってそれぞれ解説方法が異なるので、自分にあった講師の説明で理解することができる点が良かったです。教材については、復習プリントや小テストが充実しており、基礎期はそのプリントを中心に復習ができ直前期においてはそのプリントを演習問題として活用できました。また、教科書の周りには多くの隙間があるため書き込みやすく、教科書が独自の辞書となり見返すときに便利でした。オンラインホームルームは、全国のTACを利用する受講者が同時視聴するので、数多くの質問が飛び交いその質問を聞くことで理解を深めることができました。また、教材の使い方の説明もあるので勉強の仕方がわからないときの参考にしておりました。チューター制度では、合格者の方が実際行っていた勉強方法を聞くことで合格するための最短方法を導き出しておりました。また、月日がたつに連れ不安が募った際にも、相談に乗ってくださったりなど身近に相談できる環境があったのがよかったと思います。

直前答練・全国公開模試の活用方法や受験して良かった点

模試で自分の実力が実際に数値化され、数多くの問題を解くことで自分の苦手な範囲が浮き彫りになり、客観的に自分の実力を図ることができました。公開模試は受講者だけではなく多くの方が受験されるので本番により近い受験を体験することができ、直前答練では本番前に時間配分などの最終確認ができるのがよかったと思います。

オプション講座を受講してよかった点

私が受講してよかったと思うオプション講座は③通関業法・関税法重要ポイント講座です。この講座で使用している教材は薄いため持ち運びやすく、穴埋め問題も記載があるので通勤時間などに演習問題が解けるという利点があり、また重要な箇所がまとめられているため復習の基盤になりました。

これから受講する方への応援メッセージ

資格取得に向け多くの方が何かと両立しながら勉学に勤められるかと存じます。目標に向け努力し続けることが意義深いものでございますので、決してご無理はなされないでください。皆様の合格を心よりお祈り申し上げます。