高山 崚輔さん
DATA BANK
最終合格試験種 | 東京消防庁Ⅰ類 |
出身大学 | 大阪経済法科大学 法学部 在学中合格 |
私が小学6年生の時東日本大震災が発生し、父が岩手県に災害ボランティアで参加しました。現地の写真を見た時、甚大な被害に改めて災害の怖さを感じました。その際、最前線で救助活動にあたる消防官の姿を見て、有事の際には自分もそこで戦いたいと強く感じ消防官に興味を持ちました。
学生時代は消防支援ボランティアに力を入れました。その中の活動で千葉県の台風ボランティアに参加した事があります。被災地は想像以上に悲惨な状況でした。そこで私は被災者と接し、話を聞く中で1人でも多くの悲しむ人を救いたいと思い、消防官になる事を心に決めました。また、消防に入る事が夢ではなく被害を減らす事が夢であり、合格する事は通過点でしかないと強く意識しました。
1番は東京消防庁、大阪府警、大阪市消防局に合格した先輩の勧めで興味を持ちました。説明会に参加させていただき、講師の絶対に合格させると言う熱意が伝わりTACを選びました。また、実際の講義なども体験することができ、そこでも改めて講師の熱意に感銘を受けました。そのおかげもあり志望先に合格することができました。
自分の志望する自治体の試験傾向や問題配分をしっかり把握する所から始めるべきだと思います。私は数的処理や自然科学の学習に力を入れました。講義だけではなく、カウンセリングや質問コーナーも有効に活用し力を伸ばしました。また週毎の勉強予定を立てたり、1日の勉強日誌をつけて目に見える形で記録したりして、勉強のモチベーション維持ができるよう工夫しました。
私の志望先は教養や体力試験より論文試験が重要でした。そのため論文対策には特に力を入れました。過去の論題は全て一度は書くようにしました。また友達と一緒に同じ題材に取り組み添削し合ったりしました。また、一度書いた題材だと時間も余裕を残し書き切ることができました。本試験も事前に対策した題材だった為、落ち着いて書き上げることができました。
私は面接に1番自信がありませんでした。1度もA判定をもらった事がなく、毎回C判定くらいでした。そのため数をこなそうと何度も何度も面接対策をお願いしました。また一人の講師だけではなく様々な講師に面接練習をお願いしました。また、普通の面接だけでなく圧迫気味にお願いするなど、バリエーションを増やして面接対策することを意識しました。他にも、過去の先輩方が残してくださった復元シートなどを参考に、思いつく全ての質問の答えを準備してノートにまとめました。
面接試験の1週間前にはB判定をもらえるようになり、ある程度完成させ、残り1週間はそれを覚える事に専念しました。また、面接に自信がなかった理由の一つで、志望先の自治体の事をあまり知らない事がありました。その為一次試験終了後、1日1時間は志望先調べの時間に当てました。そのおかげで焦らずに面接に臨む事ができたと思っています。
私は日本史や世界史など社会科学の暗記科目が大の苦手でした。最後まで苦手意識は消えませんでしたが、決して諦める事なく各教科の演習では高得点を取れるよう努めました。嫌いでも苦手でも取り組まなければできるようにはなりません。工夫としては、好きな教科と苦手な教科を交互に行い、集中力が切れないようにしました。その甲斐あり本試験では解くことができました。とにかく続ける事、諦めないことが克服の鍵だと感じます。
TACの教材には本当に助けられたと感じています。過去の出題された問題がまとめられていて、他の参考書を買わずに僕は合格できました。また何年のどの自治体で出題されたかも明確で、その自治体の出題傾向も分かりやすく、その教科の勉強だけではなく自治体の試験対策にもなりました。またAからCの難易度も三段階まとめられていて、今の自分のレベルや合格に必要な力がわかるため、すごく学習しやすかったです。またWebフォローも利用させて頂き講義の復習にも役に立ちました。
TACは本当にすごく良い環境が整っています。あとは自分次第!必要な事は自分の頑張りだけです。講師の方々も合格のためにできる事は何でもしてくれます。利用できる事は全て利用し合格を勝ち取ってください。いかに危機感をもち自分を追い込めるかが合格への鍵だと思います。決して甘える事なく頑張ってください。