合格実績の公表における当社の指針について
当社では、「広告表示に関する基準」を公表し、かつ社内の認証機関として「広告表示審査会」を設置して、合格実績において消費者に誤認を与えないよう努めております。近年、ITの発展に伴い資格取得の学習方法も多岐に渡るようになり、従来の教室を中心とした学校に加えオンラインの専門校も散見するようになりました。
消費者としては“学校選び”の選択肢が拡がった一方で、「合格実績」は意思決定する上で一層重要になっていると考えています。
合格率算定の指針
合格率に関して、「アンケート回答者」など一定の部分を切り取り分母分子として算定することは、事業者にとって有利な結果に偏る傾向が強く消費者が知りたい正確な情報を提供することにはならないと考えております。
よって、当社では恣意性排除や受講されたカリキュラムの成果という観点から、アンケート未回答者や未受験者も合格率の分母として加え、かつどの範囲の合格率なのか明記し、算定数字等を併記したうえで公表しています。
出身合格者の確定及び合格者占有率算定の指針
各資格において「主要講座※」を設定しており、主要講座の基準をクリアした合格者を当社の出身合格者と認定しています。よって、短期講座受講者(模試、オプション講座のみの受講者)や資料請求のみの方等は当社出身合格者としてカウントしておりません。
また、合格者占有率は当社合格者数を当該試験最終合格者数で除して算出しています。
※受講回数や受講時間、カリキュラムの内容を総合的に判断して設定
TAC 株式会社
2024 年2月